ほとんどの人は映画の存在すら知らないと思います・・・
時は2020年の東京オリンピック直前という近未来SF
世界は変わってスチームパンク風の夢の世界
この二つの世界を交互に見る感じの映画です。
この映画の損している部分はこの宣伝方法にある気がしてならない・・・
予告を見た本編のイメージは
平凡な女子高生が夢の世界と行き来して
終盤になるにつれ現実との境目が曖昧になって
夢の世界の事が現実でも起こるように・・・
そんなことはなかった!!!
とりあえず、これだけは言っておきたい
終盤見ていてこれを思った
「なんか唐突にパシフィック・リム始まった」
というのも
この夢の世界で起こる事件
海から現れるオニと呼ばれる存在
それに対する王国のエンジンヘッド部隊
まさかの巨大ロボット物!?
この二者の対決が夢の世界での大きな流れです。
現実世界では一つのタブレット端末をめぐって何人もの大人が主人公を追いかける
目的は当然タブレットではなく、その中に入っている自動車自動運転プログラムのオリジナルデータ
なぜそれを奪おうとするのか?それは本編を見てのお楽しみ
何度も言いますが
巨大ロボットが
巨大な敵と戦う映画です!!
最後の展開は ”なんか許せてしまうような終わり方” だけど
逆に言えば御都合主義的
それと ”いきなり始まる巨大ロボット物” と合わせて評価を下げてしまっている作品
特にクライマックスでなぜ主人公があんな所にいたのか?
主人公がなぜこの夢を見るのか?という説明が曖昧なまま終わる
大体の予想は出来る分歯切れが悪い・・・
とにかく予告での印象と全く異なる映画でした。
メカデザインと音楽に興味を持った人は見ていて損はないとは思います。