今回は一人旅という事で
友人となら絶対に一緒に行かないルート
での散策がメインです。
とは言え、巡った場所は百人一首(の好きな歌人)とガメラ3だけなんですけどね・・・
まずは車窓から
東寺の五重塔を眺めつつ

ガメラ3にてイリスが着陸したのを思い浮かべながら近鉄京都駅へ

ホームからガメラとイリスが京都駅へ突っ込んだ場所を見つつ移動
(該当シーンでは画像を左右反転した形で使用されている)

ガメラ3劇中だと目の前なのに影が薄い京都タワーを横目に
ビックカメラへ!!
(スマホの充電器を忘れる致命的なミス!)
さてここ最近は風が強い日が続いたので
いざ、嵐山へ!!

目当ては『嵯峨嵐山文華館』
貴重な写本の展示があります。

展示物や歌人各々方の紹介はそこそこ
百人一首と京都を絡めた展示もあってよかったと思う(私は競技かるたに興味が無い)
若干物足りなさがあるも、きれいな美術館でゆっくりするにはもってこいな場所です。
渡月橋から離れているので観光客も少ないのも好ポイント、2階でゆっくり嵐山の景色を堪能できます。
嵐山に来たのは半分ついでで
「西山の方に行けば百人一首関連のものがあるだろう」と勘で動いた結果
ありました。
西光院
参考URL⇒京都を感じる日々★古今往来Part2・・京都非観光名所案内
「よほど詳しい人じゃないと来ない」(住職談)
百人一首の選者:藤原定家に影響を与えたという有名な西行法師が庵を構えた場所(との話)
狭いお寺ですが西行法師旅休座像という貴重なものも展示されています。(要予約)
住職はかなり気さくな方でした。
「どうやってここを知りましたか?」
「松尾大社に行く途中で、ふと見たら西行法師と書いていたから寄るしかないと思って・・・」
「京都へはどうして?」
「風が強かったから(山風をあらしと言ふらむ)」
「西行みたいな旅ですね」
なんか門前で覗いていたところから只者じゃないオーラがあったみたいです。
百人一首齧った人なら分かると思いますが、西行法師ってだけで回るとかなりきつい
そういう話や昔はここに山桜が植えられていたり
桜を見る人が増えて五月蠅くなったとぼやいた西行の話で盛り上がりました。
次に行ったのは松尾大社
感嘆に説明するとお酒の神社です。
何処見ても酒酒酒です。
ガメラ3にて京都で倉田に連れられてきた神社がここです。
参考画像

正面から入って矢印の方に行くと該当の場所になります。

ちなみにこの神社の御朱印は午後4時まで・・・
気付いたら時間が過ぎていたので諦める。
ガメラとは関係ないけれど庭が独特で面白かった


仙界をイメージした庭園ってのもなかなか珍しい
丁度行った日が工事開始日ってのもなかなか珍しい(入口から数歩しか入れない)
宿のチェックインの時間が迫ってきたので
鴨川沿いを散策しながら宿へ

一人旅で困ったのは晩御飯という経験から
御飯が評判の『旅館 やまと』

晩御飯は湯豆腐など様々
これら含めて宿代が1万円以下は正直安い
立地も良い(三十三間堂が近い、清水寺だって歩いて行ける)
男性用お風呂が狭いけれど一人旅なら気にならない
夜は東本願寺へ

もうこの時間は閉まっているけれど、目的は中ではなく外周
ガメラ3でイリスが着地した場所だ!!
「あれ?東寺じゃないっけ?」
という人も正解
あのシーンは実は東寺の五重塔を東本願寺の外周と合体させた仮想の東寺
ガメラ3はこのような仮想建造物などが多い(良い例:京都駅)
2日目
折角なので三十三間堂へ

目的の場所ではないけれど御朱印を頂き(やっぱりお寺の御朱印の方が有難味がある)
すぐさま徒歩の旅
目的地は『六道珍皇寺』
百人一首では小野篁に関係している場所です。
覇気に満ちた小野篁像が祀られています。
清水寺は完全に無視して『八坂神社』へ
次の目的地に行くバス停が近いという理由で寄る

清水寺付近もそうだったけれど、ここら辺に来る観光客が多い
他には近いという理由で『知恩院』

祇園からはバスで移動して今回の目的地の一つ『北野天満宮』へ

ちょうど青もみじがきれいというのでそれを眺めつつお参り
天満宮の時点で分かる人も多いですが菅原道真を祀っている神社です。(百人一首では菅家)
同じ時代を生きた人では今で言うネカマの先駆者:紀貫之ですね。
今回購入したお守りはここ北野天満宮と六道珍皇寺・・・
『くたばれ、遣唐使』かな?
散策はここまでにして京都駅へ

流石に倉田ごっこをやる勇気はない!!