全行程大体73km
良かったところと厳しかったところそれぞれありますが、
街並みや常夜燈など昔の情景を目に浮かべながら歩くのもまた面白い体験でした。
大まかな感想
・基本的に道は狭い、得に鈴鹿川と宮川を渡るときは車が怖い
・常夜燈は今も昔も道標として活躍している
・神社寺社巡りが出来る
・コンビニの数が全部で両手で数えれる程度
・個人的なお勧めは雲出橋~松阪~斎宮跡~伊勢の行程
・基本的に道は狭い、得に鈴鹿川と宮川を渡るときは車が怖い
さて今回の旅の始まりは『日永追分』
四日市にある東海道と伊勢街道と別れる道
最寄り駅は近鉄四日市からあすなろう鉄道で『追分』へ
ここからちょっとは伊勢街道と旧伊勢街道を交互に行く感じで鈴鹿川へ
基本は住宅街を進んでいきます。
さて最初の難所と言うか狭い橋「高岡橋」
とにかく狭い、しかも車は普通に通ってくる(裏道)
後は実は鈴鹿の旧街道はよく使う道なので割愛
割愛する気満々で常夜燈を一切撮影していなかったことに後から気づく(近鉄千里駅まで)
常夜燈はとても重要な建造物だった!!
・常夜燈は今も昔も道標として活躍している
基本的には街道の合流点や重要点で置かれている常夜燈
画像は江戸橋
画像は月本追分
意外にも大きいです。
なので遠くから常夜燈が見えた時は「よかった、道間違ってなかった・・・」という安心感がありました。
ただし!!
岩田橋から雲出橋までしばらく常夜燈が無い!
しかも津~松阪までは最寄り駅が無い、あとスーパーはおろかコンビニもほぼない
なので雲出橋の松阪側にある広場にあるトイレで休憩できるように予め準備するのをお勧め
丁度、常夜燈の前で休めます。
・神社寺社巡りが出来る
とにかく神社寺社が街道上にあるため気が付かなくとも神社寺社巡りが出来る。
全部回るだけで御朱印帳2冊は最低欲しい(実際に数えてはいません)
人がいるかはまた別の話だけど・・・(半分が人の気配が無かった)
・コンビニの数が全部で両手で数えれる程度
神社は多いが、コンビニは少ない!
というより休憩できそうな場所が本当に少ない
なので休憩は見かけた神社の脇、公園のベンチが主になります。
そしてトイレ!
これは本当に困ったところですが、見かけたコンビニ、駅、神社やお寺で借りるのが主になります。
・個人的なお勧めは雲出橋~松阪~斎宮跡~伊勢の行程
白子宿も旅館とかが並び良いと思っていましたが、
雲出橋~松阪に至る道で家の玄関に表札のほかに屋号を掲げている。
これは連子格子と相まって凄く情緒があった。
近くに松浦武四郎記念館なるものがあるが、時間が読めなかったので諦め
松阪に入るとこの道標がお出迎え
これを見るために歩いた価値はあったと思う
松阪城、本居宣長の宮にもちゃんと行きました。
松阪から斎宮へはほぼ一本道なので気持ちが楽です。
ただし今回は道路工事のために脇道へ
そして櫛田橋を渡ったところで明和町へ至る
田舎道をしばらく歩いたところで道の脇に気になる看板が・・・
『斎宮歴史博物館』
時間も昼前と丁度良かったので、ここで休憩することに・・・
休憩するにはちょっと惜しいくらい面白い場所だったので後日別記事で紹介します。
斎宮駅北にはお食事処もある。
松阪(9時頃発)から歩くと丁度昼頃(12時頃)に着くのでお勧め
他の方の旧伊勢街道記事でも書かれている竹神社の由来など
そこら辺の話が聞けたので貴重な体験でした。
むしろ百人一首が好きな私としては、
それに関連のある人物の名前を拝めただけ儲けもん
丁度小腹が空いた時に見えるへんば餅
住宅街の中にいきなり現れるので通り過ぎないように
(私は一回素通りしかけた)
ちなみにへんば餅の由来とはこのことらしいです
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
安い、店内で座れる、トイレある(重要)
と良いこと尽くめなので宮川に着く前に絶対に寄るべき場所です。
さて問題の宮川橋・・・
宮川の桜の渡しと有名な場所であり、
船着き場跡が保存されています。
が、問題は宮川橋
最後でこれか!!1.5車線の橋!
地味に長い!車多い!そして高い!怖い!!
(この道だと信号無い)
これを越えればもう伊勢神宮外宮はすぐ・・・
着いた!!
この日は寄らずに次の日へ持ち越し
常夜燈をまた目印に古市参宮道から伊勢神宮内宮へ
ええ、松阪から伊勢神宮外宮~内宮と一気に行けそうなのに
なぜ外宮周りにたくさん宿があるのか分かった!!
最後の5km弱はまさかの山越え!!
20km歩いた後にこれは厳しいので、外宮周りで宿泊がおすすめ
ちなみに今回は『星出館』に宿泊
古い建物だけど和室、木製風呂、歴史ある宿、安い、渡り廊下(重要)と気に入ったのでここに決定
話は戻って
山越えが終わって坂を下りきったら遂に到達
おかげ横丁
そしてそこを抜ければ伊勢神宮内宮
以上が旧伊勢街道の全行程の感想となります。
とにかく今は・・・足が・・・痛い
トレッキングポールを使ったので思ったよりは足のダメージは少ないです。
今回の行程のために参考にした旧伊勢街道先駆者たちのHP
・主にルート確認
https://gpscycling.net/tokaido/isedo.html
・全行程の時間配分の参考
http://asait.world.coocan.jp/map/isekaido/isekaido/isekaido.html
・見どころなど
http://kaidouarukitabi.com/rekisi/rekisi/isehon/sanguu/sanguu1.html
http://www15.plala.or.jp/cube123/kaido/s7.htm