2017年10月17日

ゾンビ映画を観よう!_『高慢と偏見とゾンビ』

日本でのキャッチコピーは「不朽の名作感染!
となんか色々とケンカを売っている感じがする本作です。
この手の作品は正直ゾンビ映画のお約束を詰め込んだクソ映画的な印象が強いのですが
個人的にはある意味当たり作品でした!
私は高らかに宣言する!
ゾンビ文学作品であると!!



 
今回はあらすじを説明すると複雑なので
ここはYahoo!映画から抜粋

18世紀のイギリスで、謎のウイルスが原因で大量のゾンビが出現し、人々を襲撃するという事件が発生。田舎で生活しているベネット家の、エリザベス(リリー・ジェームズ)ら5人姉妹はカンフーを駆使してゾンビと戦う毎日を過ごしていた。ある日、エリザベスは大富豪の騎士であるダーシー(サム・ライリー)に出会うも、高慢な振る舞いに嫌気が差す。やがて、二人は共に戦うことになるが……。

クソ映画の要素が垣間見えますが、
ここでちょっと解説しますと・・・

ロンドンがすでにゾンビの群れにより高い壁で隔離された世界
ゾンビの撃体術として貴族たちは色々な武術を現地で習うのが流行りであり、
田舎のベネット家姉妹は中国でカンフーをダーシーは中国からさらに海を渡って日本で武士道を学んだ。
原作での貴族格差や社会背景をこの武術習得の差によって分かりやすくしている。
でも、カンフーや刀でのアクションは正直期待しないで良いです。

そして『高慢と偏見』で言う悪い奴ゾンビとすることで
視覚的にも分かりやすいを作り出したことは評価したい

映画雑誌や広告では「美人5姉妹がゾンビと戦うアクション映画」みたいな宣伝をしていますが、
実際5人姉妹が戦うシーンは冒頭にちょっとあるだけ
誇大広告じゃないか!と思われそうだけど、
この映画はそうではない!

ゾンビ映画好きな視聴者は『高慢と偏見』は読んだことがない
しかし、この映画は『高慢と偏見』にゾンビを足したことで登場人物の家柄の格差、人物相関を分かりやすくしている。
謂わば名作文学の出発点として完成された作品になっているのである。

もちろん私も『高慢と偏見』は読んだことが無かったのですが、この『高慢と偏見とゾンビ』によって原典にも興味を持てた作品でした。
posted by MaRio at 20:43| Comment(0) | レビュー | 更新情報をチェックする
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