2017年05月19日

とんでも映画を観よう! 〜西遊記 はじまりのはじまり〜

久しぶりの更新は日本だと『少林サッカー』『カンフーハッスル』で有名なシャウ・シンチー監督作品
日本でも有名な西遊記をモチーフとした
『西遊記 はじまりのはじまり』(原題:西遊 降魔篇)

とにかく今作はCGの量が半端ないのと、
ショッキングなシーンやグロテスクなシーンがあるので
たぶん地上波では放送できないのかな?と言う誠に勿体ない作品です。



最初に書いてありますが、
この作品は普段の日本映画では見ないショッキングなシーンやグロテクスなシーンがあります、
ただそれも監督の持ち味なのでそれを含めてレビューします。正直苦手な方は戻った方が無難です。


ちなみに今回は見た人なら理解できると思いますので、
敢えて吹替版の方でレビューします。

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「西遊記 はじまりのはじまり のはじまりはじまり」
と言う立木文彦さんのナレーターから開始されます。
この時点だと「あれ?コメディかな?」と思ったのですが、
そんなことはなかった!

物語はじめ、ある漁村で人が水の中に引き込まれる事件が発生した。

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一人の道士によってそれは解決したと思われたが、一人の若者が異議を唱える。
その若者こそが剃髪前の玄奘であった。

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さて道士と玄奘どちらが正しいのか?
道士が退治した化け物エイは実は温厚で妖怪はほかにもいた・・・
次々と妖怪に襲われる村人たち

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玄奘の目の前で子供までも妖怪に襲われ自らの力のなさに嘆く・・・

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この水の妖怪は察しがいい人がいれば分かると思いますが
沙悟浄です。
魚の顔に虎の意匠を持ってくるとは中々良いセンスしています。

村人達と協力して水の妖怪を退治した玄奘だったが

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妖怪は元人間だったので玄奘は童歌を聞かせてなだめ、
共に歩もうとする心優しい妖怪ハンターらしいのですがいつも失敗ばかり

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そうこうしているうちに他の妖怪ハンター段によって妖怪を封印されてしまいます。

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でもこの封印の方法って・・・
袋に妖怪を詰める→玉の中に封印する→封印の人形を出す

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これなんてモンスターボール?


さて場面は変わってある料理店

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この店は焼き豚が有名なお店なのですが・・・
実はこの焼き豚には秘密があって・・・


店の主人・猪剛烈


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察しが良い人は分かると思いますが、後の猪八戒です。
そう、ここは妖怪の料理店だったのです!!

師匠に言われてやってきた玄奘
店に入った瞬間からこの店自体が幻覚によって作られた店だということに気付きます。

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なんということでしょう・・・
この店は焼き豚の店ではなく、”人間” を豚の腹の中に入れて焼いた料理店だったのだ!!
妖怪ハンターの段も加わり猪剛烈と戦うが、猪剛烈は強い
ギリギリのところで二人は逃げることになります。

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そこで段の妖怪ハンター軍団と合流し猪剛烈退治に行くことになるのですが、
妖怪ハンターはほかにもいた!!

カマキリと虎の力を使い妖怪を倒す・虎筋蟷螂アニキ(CV:立木文彦)

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自身の足を巨大化して戦う・足じい

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天を舞う剣を使いこなす・空虚王子

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なぜ、みんなすごい力を持つのに争いあうのか?
玄奘は落ち込み、一人でとある妖怪の封印されている山・五指山に行きます。

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実はここのシーンが結構好きで
師匠曰く
「五指山のふもとに高さ4000m 幅850mの仏像のところに大妖怪・孫悟空がいる」
と来てみれば、
あるのは廃寺と荒れ果てた山々
苦労して到着したのにこんなことってあるのか!と狼狽える玄奘

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気を取り直そうと顔を洗った水の入った石器
そこには「月水花鏡」の文字が!
意味は自分で調べてね♪

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その言葉に気付いた玄奘はこの山自体を大きな湖として見渡した
するとそこには師匠の言ったように巨大な仏像があったのである!!

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さて場所もわかったので孫悟空のところに行った玄奘
しかしそこにいたのは薄汚れた一人のおっさん

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こう見えて凄い力があるのかと思いきや
竹を素手で折ってやると言って逆に手を怪我したり
バナナが食べたいと泣いたり
本当に大妖怪なのか?と玄奘は疑うが

「安心しろ!知恵はある!」

ここで妖怪ハンターの段も合流するが
本当にこのエロおやじが猪八戒倒せるのか?とまだ疑う玄奘

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ここのやり取りは本当にシャウ・シンチー節さく裂なので必見です。
(なぜかドリアンを持ち歩く玄奘)

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3人が協力し猪剛烈を誘い出し、

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封印する

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またモンスターボール!!

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これで民が困っている妖怪退治が終わった。
孫悟空は最後に
「今日は月がきれいなんだろうなぁ・・・俺は穴のところの蓮が邪魔で最後に月を見たのも覚えてない」

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玄奘はその言葉を聞き穴のところの蓮を摘み取るが

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蓮が燃えた!?
そうこれこそが孫悟空の封印だったのだ!

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力を取り戻した孫悟空!!


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その力に拝むことしかできない玄奘

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虎筋蟷螂アニキ
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足じい
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加勢するも全く歯が立たない

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ちなみに空虚王子はと言うと
天を舞う剣で悟空をギリギリのところまで追いつめるも決定打にならず

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渾身の力を振り絞って放つ必殺技!!

吹けよ風!!呼べよ嵐!!
合体!!!!
ハイパーデラックス・空虚 the HG!!

(吹替でのみのセリフです)

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なんかここだけヒーローものっぽい
悟空の如意棒まで破壊するこの威力!!

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しかし、悟空自身の強靭な肉体には全く歯が立たない!

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玄奘が殺されるのを見てられなかった段も加勢するが
実力が全く違い歯が立たない・・・

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しかも孫悟空は段を木っ端みじんに吹き飛ばしてしまう

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(フリーザ様?)
仏はまだ何かしてくれるのか?助けてくれるのか?と言う孫悟空に対し
まだ拝むのをやめない玄奘

その時!!
とはいってもこの監督の作品を知っている人なら分かりますよね?
玄奘覚醒!!

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段によって破られ、貼り合わせて作られた童歌集が 『大日如来経』 に代わっているではないか!!

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それによって悟空の封印地に座してあった如来像が起動!!

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凄く・・・進撃の巨人です・・・

しかし、悟空も強い・・・
如来像はあっさりと粉々にされてしまう・・・

打つ手はないのかと思われた、その時でも玄奘は経を唱えるのをやめない!!
我々は知っている!
如来の強大さを!!


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如来の一撃が孫悟空を襲う!!

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しかし悟空もタダではやられない!!

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金色の大猿に変身して迎え撃つ!!

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しかし如来の力のほうが数段上手・・・このまま押しつぶされるかと思いきや

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美しい野原に玄奘と孫悟空

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力ではない愛なのだ!

そんなこんなで
玄奘は剃髪も済ませ、次は天竺に向かうと決心する。
3人の弟子と共に!!

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ちなみにここのBGMは公式HPでも書かれているように
Gメン75の音楽をそのまま使っています。
演出もGメン75っぽくしているあたり、本当に好きなんだなと思えます。


総評
・歌がきれい
・演出が色々な映画を基にしているのが見てわかる
・ショッキングナシーンやグロテスクなシーンはある
・全体としてみればエンターテイメント
・吹替はかなりふざけている
と、見て損はない作品だと思います。
まあ原作とは違う話だけど、こういう並行世界と考えれば
見ていてすごく楽しい映画でした。
このくらい振り切った映画は見ていて気持ちいい!!

ちなみに吹替え版のキャスト
あ、やっぱりこっちの孫悟空もいる
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タグ:映画
posted by MaRio at 23:25| Comment(0) | TrackBack(0) | レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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